Q&A
化学製品の表示 について、法律ではどのように定められていますか?
“シックハウス”が心配なのですが・・・
防蟻剤の人体への影響は?
クレオソート油の人体への影響は?
家具からの化学物質の放散が心配なのですが・・・
プラスチック製のキャビネットにヒビが入ってしまったのですが・・・
エアゾール製品(スプレー缶) を使用したり保管したりするときの注意点は?
防水剤を使用するときの注意点は?
繊維製品による皮膚障害の原因は?
化粧品等で皮膚トラブルを起こしたら?
染毛剤でかぶれることがあるのですか?
パーマ液をかけるときの注意点は?
洗剤・洗浄剤を使用するときの注意点は?
カビ取り剤、漂白剤を使用するときの注意点は?
「廃油石けん」をつくって配ろうと思うのですが・・・
乾電池が液漏れしたときは?
使い捨てカイロを使用するときの注意点は?
着火剤を使用するときの注意点は?
瞬間接着剤を使用するときの注意点は?
「はがし剤」を使用するときの注意点は?
防虫剤を使用するときの注意点は?
除湿剤にたまった液体をこぼしてしまったら?
入浴剤で浴槽を傷める恐れはありますか?
食品保存剤ってどんなもの?
プラスチック製食品用器具・容器包装の安全性は?
事故の原因究明や商品テストをしてくれる機関はありますか?
化学製品の表示について、法律ではどのように定められていますか?
化学製品は、含まれる化学物質・用途・容器の種類などによって、「薬事法」
(医薬品等)、「消防法」(危険物)、「高圧ガス保安法」(エアゾール製品)、「農薬取締法」、「毒物及び劇物取締法」、「資源の有効な利用の促進に関する法律」(容器包装)など、それぞれ該当する法律に定められた事項を表示することが義務づけられています。また、日常生活で使用される繊維製品、合成樹脂加工品、電気機械器具および雑貨工業品のうち、消費者にとって品質を見分けることが困難で、しかも見分ける必要性の高いものについて、表示事項・方法を定めている「家庭用品品質表示法」のなかで、プラスチック製品、石けん・洗剤・洗浄剤、ワックス、塗料、接着剤、漂白剤などの化学製品について、品目ごとに、成分、性能、用途、取扱い上の注意などの表示が義務づけられています。
PL対策を目的とする警告表示を具体的に義務づけている法律はありませんが、製品を安全かつ効果的に使用するために必要な情報は表示しておくことが望ましく、特に危険が予想される点に関しては警告表示が必要と考えられます。事故が起きた際、使用者に十分な情報が提供されていなかった場合は、指示・警告上の欠陥があるとして製造業者等が製造物責任を問われる可能性もあります。
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“シックハウス” が心配なのですが・・・
新築・改築後の住宅などにおいて、化学物質を放散する建材・内装等の使用による室内空気汚染をお疑いの場合は、保健所等に依頼して、室内の化学物質濃度を測定してみることをお勧めします。測定方法や誤差によって若干の数値の変動も考えられますが、厚生労働省が定めている指針値
(現時点で入手可能な毒性に係る科学的知見から、人間がその濃度の空気を一生涯にわたって摂取しても、健康への有害な影響は受けないであろうと判断される値)と比較して濃度が高いとき(人によっては、微量の物質に過敏に反応してしまうこともあります)は、どのような建材を使用して、どのような工事を行ったのか、施工業者に問い合わせるなどして汚染原因を特定し、できる限り除去しましょう。原因が特定できない場合や、発生源そのものを除去することが不可能な場合は、とにかく換気を励行してください。また、体調に不調を感じたときは、他の病因なども視野に入れて、まずは不調を感じる部位の専門医にご相談ください。
なお、住宅リフォーム等を業者に依頼する際、“シックハウス対策”などといっても、化学物質に対する感受性や臭いの感じ方には個人差があるため、人によって解釈が異なる可能性もあります。それが何を意味し何を保証するのかについて、施工業者との契約の際に具体的に確認しておく必要があります。口頭でも契約は成立しますが、後になって「言った」「言わない」というトラブルになることを避けるために、特に重要と思われる事項は契約書面に記しておくのがよいでしょう。施工直後は化学物質の放散が特に多いため、入居するまでの期間を十分に取り、入居後も引き続きこまめに換気をするよう心がけるとよいでしょう。
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防蟻剤の人体への影響は?
シロアリ駆除剤は、木材や土壌面に浸透して防
(殺)蟻バリアを築くことで効力を発揮します。いったん木材や土壌に浸透したものが、長期にわたり大量に空気中に飛散しつづけるのは考えにくいことですが、散布後、日数があまり経過していない状況で、木材や土壌の表面に残ったものが一部飛散し、何らかの物理的要因(床下換気扇による拡散、床隙間からの侵入、床下と床上空気の強制循環など)によって居住空間へ侵入し、それを吸い込み続けた場合、人によっては、頭痛、喉痛、吐き気、むくみ、皮膚湿疹等の体調不良を引き起こすことがあります。特に、防除処理をした直後に床下換気扇を長時間作動させると、散布した薬剤を周囲にまき散らすことになり、防除効果に影響を及ぼすばかりか近隣の人に薬害が及ぶこともあります。
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クレオソート油の人体への影響は?
木材の防腐剤として建築物の土台などに塗布されるクレオソート油は、目や皮膚に対する刺激性が強い上、高濃度の蒸気を吸入すると、呼吸困難、吐き気、めまい、貧血、食欲不振等の症状を起こす恐れがあります。また、継続的に皮膚に接触した場合に発がんの恐れがあるベンゾ
[a]ピレン等の物質が含まれていることから、国土交通省は2003年3月に「公共建築工事標準仕様書」を改訂し、建物の内装(床・壁・天井)を対象とする公共建築工事への使用を禁止しています。さらに2004年6月には厚生労働省が、家庭用品中の有害物質の含有量等を定めている「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律」の規制の対象として、クレオソート油を含有する家庭用の木材防腐剤および木材防虫剤、ならびにクレオソート油及びその混合物で処理された家庭用の防腐木材及び防虫木材を新たに追加しました。
発がん性等が懸念される物質が含まれているといっても、いったん木材に浸透したクレオソート油については、その成分が空気中に大量に飛散し続けるとは考えにくいでしょう。ただし、クレオソート油には独特の強い臭いがあるため、微量でも蒸発していると、人によっては、むしろその臭いで頭が痛くなったり気分が悪くなったりすることがあります。臭いや化学物質に敏感な人は特に、居室の周辺への使用は避け、塗布作業中は換気状態や風向きにも十分配慮してください。
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家具からの化学物質の放散が心配なのですが・・・
家具から放散する化学物質による室内空気汚染をお疑いの場合は、保健所等に依頼して、室内の化学物質濃度を測定してみることをお勧めします。測定方法や誤差によって若干の数値の変動も考えられますが、厚生労働省が定めている指針値
(現時点で入手可能な毒性に係る科学的知見から、人間がその濃度の空気を一生涯にわたって摂取しても、健康への有害な影響は受けないであろうと判断される値)と比較して濃度が高いとき(人によっては、微量の物質に過敏に反応してしまうこともあります)は、対策としてはやはり徹底した換気が一番です。しかし、臭いの感じ方や化学物質に対する感受性には個人差があり、あまり我慢を続けて、体の具合が悪くなるといけませんので、可能なら家具をしばらく別の場所で保管するか、販売店と交渉して預かってもらう、または交換や返品が可能かお尋ねください。また、体調に不調を感じたときは、他の病因なども視野に入れて、まずは不調を感じる部位の専門医にご相談ください。
なお、家具等の購入に際しては、販売店等を通じて、事前に材質等を確認するようお勧めします。木質系建材等については、日本農林規格
(JAS)や日本工業規格(JIS)で、“シックハウス”の原因物質の一つとされているホルムアルデヒドの放散量に関する規格が定められていますので、それらを参考にされるとよいでしょう。ただし、化学物質に対する感受性には個人差があり、人によっては微量の物質に過敏に反応してしまうこともあるほか、ホルムアルデヒド以外の化学物質が原因となっている可能性も考えられるため、特に臭いや化学物質に敏感な人は、できれば直に現物を確認した上で購入する方がよいでしょう。
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プラスチック製のキャビネットにヒビが入ってしまったのですが・・・
キッチン・バスなどの住宅設備機器に使用されているプラスチック部品が、ぶつけたり強い力をかけたりしたわけでもないのに、使用1〜2年くらいで割れてしまうことがあります。これは、プラスチック部品に応力
(例えば、成型による内部のゆがみ、荷重によるたわみや引っ張り等)がかかっているところへ、薬品、化粧品、洗剤・洗浄剤等が付着・接触し、時間が経つにつれてプラスチックの内部に浸透して、薬品と応力との相乗作用で亀裂を生じたものと考えられ、“ケミカルストレスクラック”現象などと呼ばれています。プラスチック製のキャビネットに薬品・化粧品等を保管する際は、液だれ等に注意して、こぼしたときはすぐに拭き取るようにしましょう。また、お手入れの際には、各製品の取扱説明書(お手入れ方法)に従うとともに、洗剤・洗浄剤を使用する際は、それらに表示されている「用途」、「使えないもの」等も確認し、用法・用量を守って使用しましょう。
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エアゾール製品((スプレー缶) を使用したり保管したりするときの注意点は?
殺虫剤、塗料、消臭剤、ヘアスプレー等のエアゾール製品
(スプレー缶)の多くは、可燃性の高圧ガスや溶剤が使用されているため、火気に近づけると引火して爆発する恐れがあるほか、直射日光の当たる場所や暖房器具の近辺、炎天下の自動車内などのような高温の場所に置くと、高圧ガスが容器内で膨張して破裂する可能性があります。湿気の多いところでは缶にサビが生じて劣化し、常温でも破裂する恐れがあります。また、エアゾール製品を廃棄する際、中身が残っているとゴミ収集処理の際に容器が破裂することがあるので、ボタンを押して中身が出ないことを確認してください(「中身排出機構」がついている場合は、表示に従ってそれを用いてください)。どうしても使い切れないときの処理方法は、メーカーや自治体にお問い合わせください。
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防水剤を使用する ときの注意点は?
防水スプレーを使用する際は、成分を吸い込まないよう、風通しのよいところで、少しずつスプレーしましょう。一度に大量に使用したり、風上に向けてスプレーしたり、衣類に使用する際に着たままでスプレーしたりしないようにしましょう。
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繊維製品による皮膚障害の原因は?
衣料品等の繊維製品による皮膚障害には、大きく分けて二つの原因が考えられています。一つは物理的刺激によるもので、例えば、縫い目、金具、ウールのセーターの毛先などが肌にあたったことによる摩擦や、サイズの合わない下着などによる圧迫です。もう一つは化学物質によるもので、素材そのものに含まれる化学物質、染料、また機能や品質の向上のために使用されている加工剤等によって、皮膚に炎症が生じることがあります。皮膚の状態
(日焼け等でダメージを受けている、汗をかいている等)、着用方法(素肌に着る等)、気候条件(空気が乾燥している等)などによって、炎症を起こしやすくなる場合もあります。また、それまで一度もかぶれたことがない物質でも、ある日突然皮膚が拒絶反応を起こして、アレルギー性接触皮膚炎を起こすことがあり、この場合、以後、同じ化学物質を含むものを使用するたびにかぶれを繰り返します。しかし、体質には個人差があるため、誰でも同じ物質が原因になるとは限りません。衣料品が原因で皮膚にかゆみや痛みなどの異常を感じたときは、まずはなるべく早く着用を中止して、症状が重かったり長引いたりした場合、また判断に迷う場合も、早めに皮膚科の診察を受けてください。
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化粧品等で皮膚トラブルを起こしたら?
化粧品等の肌に触れるものは、品質には問題がなくても、使用する人の体質や体調などによって皮膚トラブルが生じることがあります。そのような場合には、一概に「製造物責任法」
(PL法)が適用されるとは限らず、治療費等の損害賠償が支払われないばかりか返品にも応じてもらえないという可能性もあります。衛生上の理由等によって、いったん開封すると商品価値がなくなってしまうような商品の場合は特に、返品は難しいと思われます。購入した化粧品等が肌に合わずに無駄になることを避けるためには、できればサンプルやミニサイズ等であらかじめ試した上で購入するとよいでしょう。使用中にかゆみや腫れ、刺激などの異常を感じた場合はすぐに使用を中止して、早めに医師にご相談ください。
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染毛剤でかぶれることがあるのですか?
ヘアカラーリング剤には、カラースプレー等の「一時染毛料
(毛髪着色料)」、ヘアマニキュア等の「半永久染毛料(酸性染毛料)」、ヘアカラー等の「永久染毛剤」の3種類があります。酸化染料を主成分とする永久染毛剤は、人によってはアレルギー反応によるかぶれを起こすことがあります。それまでかぶれたことがない人でも、体調や体質の変化によって、ある日突然かぶれてしまうことがあります。そして一度かぶれると体内に抗体ができてしまい、次に使用した場合はもっとひどいかぶれを起こしてしまいます。そのため、永久染毛剤を使用する際は、毎回必ず、使用48時間前に、取扱説明書等に記載された方法でパッチテスト(皮膚アレルギー試験)を行って、異常がないかを確認してください。
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パーマ液をかけるときの注意点は?
パーマ液に含まれる薬剤は作用が強いだけに、人によっては、刺激性接触性皮膚炎等の皮膚障害を起こすことがあります。通常、1剤と2剤とがセットになっており、特に1剤には、刺激性の強いチオグリコール酸塩のほかにも、1剤の働きを助けるアルカリ剤としてアンモニア、エタノールアミン等が加えられています。皮膚はもともと弱酸性なので、少々のアルカリ剤が付着しても中和する働きがありますが、肌の敏感な人はこの働きが弱いといえます。また、日焼け、ヘアダイや前回のパーマの施術の直後なども、毛髪や皮膚がデリケートな状態にあるため、損傷をさらに大きくしたり、かぶれ等を起こしたりすることがあります。さらに、病中・病後、生理中・前後、妊娠中なども、健康時と比較して身体の抵抗力が低下していたり、ホルモンのバランスが乱れていたりして、やはり外部の刺激に対して皮膚や体が敏感な状態になっているため、少しの刺激でも気分が悪くなったり、かぶれを生じたりする恐れがあります。
最近は、市販のパーマ液を家庭で使用する人もいるようですが、そのメカニズムや成分は、一般に美容院で使われているものと基本的に同じです。使用上の注意をよく読んで正しくお使いください。特にストレートパーマの場合は、
1剤を髪の根元からつけたり、コームで髪をとかしてクセ毛を伸ばす際に強く引っ張りすぎたりすると、毛髪が切れてしまうことがあるため、十分注意してください。
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洗剤・洗浄剤を使用するときの注意点は?
洗剤・洗浄剤は、体質や体調によっては、皮膚にかぶれ等を起こしたり、吸い込んで気分が悪くなったりすることがあります。合成洗剤
(研磨材を含むものおよび化粧品は除く)、洗濯用または台所用の石けん、住宅用または家具用の洗浄剤(研磨材を含むものは除く)については、「家庭用品品質表示法」によって、品名、成分、液性(“酸性”、“アルカリ性”など)、用途、正味量、使用量の目安、使用上の注意、製造業者等の名称および住所または電話番号などを消費者の見やすい場所に分かりやすく表示することが義務づけられていますので、使用にあたっては、それぞれの製品表示に応じて、使用量を守り、必要であれば炊事用ゴム手袋・マスク・保護用のメガネ等を準備して、誤って目に入ったり、皮膚に付いたり、ミストを吸い込んだりしないように注意しましょう。特にアルカリ性の洗浄剤は、皮膚に接触したまま長時間放置すると、化学やけどを起こす恐れがあるほか、眼に入った場合、手当てが遅れると失明する恐れもあるため、すぐに大量の水で洗い流し、早めに医師の診察を受けてください。
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カビ取り剤、漂白剤を使用するときの注意点は?
塩素系のカビ取り剤、漂白剤等は、水道水やプールの消毒殺菌等に幅広く使われている次亜塩素酸ナトリウムに、アルカリ安定化剤として水酸化ナトリウムが
1%弱加えられたものです。
次亜塩素酸ナトリウムは、アルカリ性の状態では安定ですが、酸性洗浄剤と同時に使用したり容器を移し変えたりして、液性が少しでも酸性に傾くと、有毒な塩素ガスを発生します。同時に使用したつもりがなくても洗浄が不十分な場合、一方の物質が残留していて反応を起こす可能性があるほか、酢やアルコールと混ぜたり、獣毛のハケやブラシを使用したりしても有毒なガスが出ることがあります。また、塩素ガスではなく塩素系の臭いだけでも気分が悪くなることがあり、熱を加えたり、一度に大量に使用したり、続けて長時間使用したり、狭い場所で使用したりする際には、換気等に十分な注意が必要です。誤って目に入ったり、皮膚に付いたり、ミストを吸い込んだりしないように、保護用のメガネ・炊事用ゴム手袋・マスク等を準備して、もし使用中に目にしみたり、せき込んだり、気分が悪くなったりしたときは、直ちに使用をやめてその場を離れ、洗眼、うがい等をしてください。
一方、水酸化ナトリウムは強アルカリ性の物質で、タンパク質を溶かす作用がありますので、カビ取り剤等の原液を絶対に素手で扱わないようにしてください。もし手についた場合は、直ちに大量の水で洗い流し、異常が残る場合は皮膚科の診察を受けてください。目に入った場合そのままにしておくと失明の恐れもあります。すぐに十分な流水で
15分以上洗眼した後、眼科を受診してください。なお、受診する際には、より適切な処置を迅速に受けられるよう、製品を持参するとよいでしょう。
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「廃油石けん」をつくって配ろうと思うのですが・・・
使用済みの食用油などを再利用した石けんづくりが一部で広まっているようですが、手づくり“廃油石けん”は、使用する廃油の劣化状態、廃油を反応させるために加える苛性ソーダ
(水酸化ナトリウム)の量などによって、出来上がりの品質に差が生じやすく、アルカリ度が高く皮膚への刺激性の強い石けんになる可能性があります。また、苛性ソーダは「毒物及び劇物取締法」で「劇物」に指定されている薬品で(購入の際、印鑑と身分証明書が必要)、取り扱いを誤ると、皮膚に触れた場合には化学やけどを起こしたり、目に入った場合には失明したりする恐れもあります。
一方、石けんの用途によって、化粧石けんや薬用石けんの場合には、それぞれ薬事法上の「化粧品」、「医薬部外品」に分類され、たとえ個人やグループ等であっても、業として、つまり反復継続的に製造する場合には、同法に基づく許可
(薬用石けんの場合にはさらに製品ごとの製造販売承認)が必要とされています。台所用石けんや洗濯用石けん等の場合には薬事法の適用を受けない(ただし野菜、果実の洗浄を用途とする台所用洗剤については、食品衛生法に基づき成分等の規格基準が定められています)ため、そもそも浴用や洗顔用としての使用は認められていません。しかし、台所用や洗濯用であっても、やはり皮膚に触れる可能性がある以上、人によってはかぶれ等を起こすことも考えられます。
こうしたことから、薬品の取り扱いについての知識や経験のある人の監督の下に、かつ、十分な設備が整っている場所で行うのでない限り、安易に石けんを手づくりすることはお勧めできません。
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乾電池が液漏れしたときは?
電池はプラス・マイナスそれぞれの電極となる二つの物質と、電解液
(電気を通すことのできる液体)とからできています。この電解液は、電池の種類によっては皮膚や粘膜を傷つけることがあります。電池から漏れて皮膚についた場合は、多量の水で十分洗浄して様子を見て、異常があれば医師の診察を受けてください。目に入った場合は、こすらずに直ちに多量の水で15分以上洗眼し、早めに眼科を受診してください。特にアルカリ乾電池とボタン電池には、電解液として強アルカリ性の水酸化カリウムや水酸化ナトリウムが使用されているため、手当てが遅れると化学やけどを起こしたり失明したりする恐れがあります。
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使い捨てカイロを使用するときの注意点は?
使い捨てカイロは、使い方などによっては低温やけどの原因となることがあります。カイロを使用するときには肌に直接あてないように、また、血流が悪いと皮膚の温度が上がってやけどを起こしやすくなるので、カイロをあてた場所を下着などで圧迫しないようにしましょう。そして1ヵ所に長時間あてないように、特に肌の弱い人などは皮膚に異常がないかときどき様子を見たり位置をずらしたりして、熱いと感じたときはすぐに外しましょう。また、就寝時の使用や、お子様・お年寄り・血行障害のある方・身体の不自由な方などは、熱さを感じにくかったり、感じても自分ですぐにカイロを外せなかったりする場合がありますので、十分注意しましょう。
なお、靴用や靴下用のカイロは、酸素の少ない靴の中で使用したときに適温になるよう空気の吸収をよくしてあります。通常の環境で使用すると、酸素が多すぎて温度が上がりすぎる可能性があり危険です。
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着火剤を使用するときの注意点は?
ゼリー状の着火剤の主成分であるメタノールは、引火性で、蒸発しやすい上に、その蒸気は空気とほぼ同じ重さなので、空気中に広がって爆発性の混合ガスをつくりやすい性質があります。キャップを開けた状態で放置しないようにして、しぼり出した後は、蒸発しないうちに速やかに点火しましょう。使いかけの着火剤は、容器内に空気が入ることによって、爆発性の混合ガスがたまって大変危険なため、開封後は一度で使い切るようにしてください。また、着火剤を燃焼中の火気に近づけると、熱で気化した着火剤に引火したり、着火剤容器内部で爆発したりする危険性があるため、つぎ足しは絶対にやめましょう。
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瞬間接着剤を使用するときの注意点は?
瞬間接着剤が手などに付いた場合は、なるべく熱いお湯の中にしばらく浸して少しずつもみほぐすようにしてはがしてください。はがれにくい場合には、マニキュアの除光液、アセトン、専用の「はがし液」などを使うとはがれる場合もあります
(ただし、アセトンなどは引火性が高いため、火気にも十分に注意してください)が、決して無理はせず、手に負えない場合は接着剤を持参の上で医師に相談してください。
目に入った場合は、あわてずに多量の水で洗眼した後、医師の手当てを受けてください。目をこすると眼球を傷つける恐れがあります。できるだけ瞬きもしないでください。アセトンやはがし液などは絶対に用いないでください。
口に入った場合は、シアノアクリレート系接着剤は水分と反応して固まるので、とにかく大量の水で口をすすぎ、固まったら出してください。アセトンやはがし液などは絶対に用いないでください。決して無理はせず、手に負えない場合、また大量に入った場合や飲み込んだ場合は、接着剤を持参の上で医師の手当てを受けてください。
衣類等に付いた場合は、完全に取り除くことは困難です。また、繊維の素材によっては化学反応を起こして発熱する恐れがありますが、その場合は、あわてて衣類を脱がないで、大量の水をかけて冷やしてください。
また、使用中および使用後は、部屋の換気を行ってください。気分が悪くなったり、目や喉などに刺激を感じたりしたときは、すぐに使用を中止し、新鮮な空気のところに移動して目を洗ったり口をすすいだりしてください。回復しない場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
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「はがし剤」を使用するときの注意点は?
壁や柱に貼りつけたフックやシール、テープ等をきれいにはがしたいときなどに、“接着剤はがし”や“シールはがし”等の名称で売られている、いわゆる「はがし剤」を使用することがあります。「はがし剤」は、接着剤や粘着剤を溶かしたり軟らかくしたりすることによってはがしやすくしているのですが、成分によっては、接着剤・粘着剤だけでなく下地の素材や表面の塗装を溶かしてしまう可能性もあります。特に、固まった接着剤もはがせるような強力な「はがし剤」は、それだけ溶解力が強い成分が使われています。「はがし剤」の製品表示で使用に適する素材を確認し、あらかじめ目立たないところで試してからご使用ください。また、「はがし剤」には、蒸発しやすく引火性の高い成分が含まれています。使用にあたっては、大量に吸い込まないように部屋の換気を心がけ、火気に十分ご注意ください。
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防虫剤を使用するときの注意点は?
市販の繊維製品防虫剤には、おもにエムペントリン
(ピレスロイド系)、パラジクロルベンゼン、ナフタリン、しょうのうの4種類があり、それぞれに特徴があります。衣類等の素材によっては適さないものがあるほか、種類の異なる防虫剤を併用すると、薬剤が融けて衣類等にシミがついたり変色したりする場合もあります。使用する前に製品表示を確認しましょう。
また、一般に、防虫剤の使用量が足りないと十分な効果が得られませんが、反対に使用量が多すぎると、ガス化した防虫剤が固体に戻って衣類等に白い粉状のものが付着することがあります
(風通しのよい場所で陰干しすれば自然に消えます)。それぞれの製品に表示されている適正な使用量を守るとともに、防虫効果を高めるためにはできるだけ密閉性の高い収納容器で使用し、あまり衣類等を詰め込み過ぎないようにするとよいでしょう。そして衣類等の入れ替えをするときは、必ず部屋の換気を行ってください。
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除湿剤にたまった液体をこぼしてしまったら?
除湿剤
(タンクタイプ)にたまった液体には塩化カルシウムが溶けているため、こぼれるなどして周囲のものに付着してしまうと、シミになったり、皮革製品や絹製品の場合には縮んで硬くなったりすることがあります。また、床や棚などの木製品に染み込んでしまうと、表面を拭いてもなかなか乾かず、ドライヤー等で乾かしても一時的に水分がなくなるだけで、塩化カルシウムが湿気を吸い続けてしまいます。床などにこぼしてしまった場合は、濡らした布で水を浸すようにして染み込んだ塩化カルシウムを溶かし、次に乾いた布でそれをよく拭き取ります。この水拭きとから拭きとを根気よく繰り返し、染み込んだ塩化カルシウムを吸い出す方法が最も効果的です(塩化カルシウム水溶液は弱アルカリ性で、人によっては手荒れ等の原因となるほか、皮膚に接触したまま長時間放置すると化学やけどを起こす恐れがありますので、処置の際には炊事用手袋等のご使用をお勧めします)。しかし完全に回復するのは困難な場合もありますので、容器が割れたり倒れたりして液が漏れたりこぼれたりすることのないよう、除湿剤を落としたりぶつけたりしないように注意して、設置する際は安定した平らなところを選びましょう。
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入浴剤で浴槽を傷める恐れはありますか?
市販されている入浴剤の大部分は、浴槽を傷めたり傷つけたりすることはありませんが、硫黄配合の入浴剤は金属を腐食させる恐れがありますので注意を要します。また、FRPの一部や大理石の浴槽では、一度に多量の入浴剤を使用すると浴槽表面の光沢を失ってしまうものもありますので、商品の注意書きをよく読み、使用方法を守ってください。
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食品保存剤ってどんなもの?
食品保存剤は、食品のカビの発生や食品の変質を防ぐ目的で、さまざまな食品包装内に入れられています。一般に、包装内の酸素を減らすことによってカビの増殖を防いだり食品が酸素と結びついて変質するのを防いだりするものを「脱酸素剤」といい、包装内の水分を減らすことによって食品が湿気を帯びるのを防ぐものを「乾燥剤」といいます。
脱酸素剤には、鉄粉を主成分とするものがおもに使用されています。これは鉄が酸素と結びつきやすいからなのですが、実は鉄が酸素と結びつくときには熱が生じます。通常は時間をかけてこの反応が進むため、熱も少しずつ放出されて、触っても熱さを感じることはありません。しかし、開封時に急に多量の酸素に触れると、急速に反応して手で感じられるくらい熱くなることがあります。知らないと驚くでしょうが、火傷をするような温度になることは考えにくく、しばらくすれば自然に冷めるでしょう。むしろ危険なのは、食品と一緒に電子レンジで温めてしまうと、中の水分が膨張して袋が破裂したり、金属ですので火花が散ったりする可能性があるので、注意してください。
一方、乾燥剤にはシリカゲルや生石灰を主成分とするものがおもに使用されています。シリカゲルは、家庭用の小さな包装単位の量くらいなら誤って食べても中毒の心配はありませんが、まれに口の中がただれることがあるほか、粒状のものの場含、食道の壁に付着して炎症を起こすことがあります。水分を取らせて様子を見て、異常があれば医師の診察を受けてください。生石灰は、一度に大量の水がかかると発熱するほか、強アルカリ性のため、飲み込むと喉や胃などの粘膜がただれる恐れがあります。生石灰乾燥剤の包装には一般に防水透湿加工が施されていますが、袋の中の乾燥剤を誤って食べた場合は、吐かせるとかえって危険ですので、コップ1〜2杯の水か牛乳を飲ませて応急処置をした後、至急、医師の診察を受けてください。また皮膚に接触した場合、長時間放置すると化学やけどを起こす恐れがあるほか、眼に入った場合、手当てが遅れると失明する恐れもあるため、すぐに多量の水で洗い流し、早めに受診してください。
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プラスチック製食品用器具・容器包装の安全性は?
プラスチック製の食品用器具・容器包装は、「食品衛生法」に基づく規格基準によって、材質試験と溶出試験の両面から規制されています。また、「家庭用品品質表示法」によって、原料樹脂、耐熱温度、耐冷温度、容量・寸法、取扱い上の注意、製造業者等の名称および住所または電話番号などを消費者の見やすい場所に分かりやすく表示することが義務づけられています。プラスチック製品を購入または使用する際には表示をよく確認しましょう。耐熱温度を超えると、プラスチックが融けて、中の成分が溶け出す可能性があります。溶出した成分の安全性については、それを摂取する量に大きく依存し、実際にどのような成分がどれだけ溶出するかは分からないため、「安全」か「危険」か単純に二分することはできませんが、電子レンジで使用する際には、各製品の取扱い上の注意を事前に確認してください(プラスチック製の「台所用容器等」および「皿等」には、電子レンジでの使用の可否等の表示が義務づけられています)
。ただし、電子レンジで使用可能なものであっても、電子レンジの機種等によって庫内の温度が耐熱温度を超えてしまう可能性もあるため、加熱の時間・温度の設定にも注意してください。また、油を多く含む食品の場合は加熱されるとさらに高温になるため、電子レンジで油性の食品を温めたり、温めた油性の食品、揚げ物や焼きたての油物を載せたりするのに、プラスチック製食品用器具・容器包装を使用することは控えましょう。
なお、プラスチックを誤って食べてしまった場合、プラスチックそのものは腸内で吸収されることなく、そのまま排泄されます。しかし、大きさや形状によっては、消化器官の一部を傷つけたり喉に詰まって窒息したりする恐れもありますので、特に小さなお子様にはご注意ください。
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事故の原因究明や商品テストをしてくれる機関はありますか?
独立行政法人製品評価技術基盤機構のホームページに、
「原因究明機関ネットワーク」
登録機関の一覧が、また、独立行政法人国民生活センターのホームページに、
商品テストを実施する機関
のリストが掲載されていますので、ご利用ください。ただし、検査費用は依頼者本人の負担となります。
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