ECETOCのアセスメント係数における「影響の重篤性」についての判断基準は、ECETOCが発行しているガイダンスTR110が参考になります。専門家の判断は重要ですが、必ずしも専門家でなくても判断できるケースもあります。ECETOC Technical Reports TR 110 : Guidance on Assessment Factors to Derive a DNEL（October 2010）また化審法におけるスクリーニング評価では「影響の重大性」について以下のような基準を示しています。【一般毒性の場合】影響の重大性に関する不確実係数の設定ルールについては別途、厚生労働省、経済産業省及び環境省の審議会で定める。【生殖発生毒性の場合】エンドポイントが母体毒性よりも低用量で発現する催奇形／児死亡である場合には「影響の重大性」として最大で併せて10 を追加する。 「化審法におけるスクリーニング評価手法について」http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kasinhou/files/informa…