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2017年度 定時総会 会長挨拶

2017/06/01
2017年度 定時総会 会長挨拶

会長

 

一般社団法人 日本化学工業協会

会   長   石 飛  修

 

2017年度 定時総会 会長挨拶

 

 

 

昨年5月に会長に就任して以降、「安全確保の取り組み」「化学品管理の取り組み」「持続可能な社会の実現への貢献」を重点テーマとし諸施策を推進してまいりました。

安全確保の取組みにつきましては、過去に発生した重大な事故事例の教訓を生かした現場教育支援を継続するとともに、各企業の安全管理分野でコアとなって活躍される方の育成を目指し「産業安全塾」を引き続き開催いたしました。また、プラントの運転データを活用した事故予兆システムの実証事業など、新たな取り組みも推進しています。

化学品管理の取組みにつきましては、サプライチェーン全体で化学製品に対する信頼を守っていく観点から、昨年6月に施行された改正労働安全衛生法に対応したセミナーを全国各地で実施し、化学メーカーだけでなく幅広い業界から多くの方に参加いただきました。また、当協会が提供する担当者向けの化学物質管理支援ツールの利用も広がっています。

日本の化学産業は、高付加価値な製品の開発に加え、今申し上げたような環境安全や化学品管理、レスポンシブル・ケアなどの地道な取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に向けて貢献しております。そうした貢献を業界内外問わず広く発信していくことも当協会の重要な役割のひとつと考えております。その一環として、現在、国際社会が共有する、持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals) で掲げるターゲットに、日本の化学産業が持つ強みを生かしどのように貢献していくのかという点について、年明けよりタスクフォースで議論いたしました。そこで得られたメッセージや、企業における SDGs に関する取り組みの事例などを、今後さまざまな機会を通じてお示ししていくことで、化学産業に携わる方々のモチベーション向上、社会の理解向上につなげていく考えです。

本年度も3つの重点テーマを中心に、従来の活動を深化させるとともに、イノベーションの源泉である人材育成や、長期的な地球温暖化対策といった先を見据えたテーマ、環境・安全に関する海外支援活動などにも積極的に取組み、化学産業の発展のために尽力してまいります。今後とも、皆様方のご理解・ご支援賜りますようお願い申し上げます。

以上