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国内規制

国内規制

1)平成26年度 事業報告

化学品規制への適切な対応

1. 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)改正に対する取組み

現行の改正化審法における制度設計・運用上の問題点、課題等につき整理し、行政当局と随時情報・意見交換を実施しました。運用改善については、一般化学物質等の製造・輸入数量等の届出期間の延長、蓄積性評価に関する新たなルールの導入、公示済み新規化学物質等の分解性、蓄積性判定結果の公表等一定の成果が得られました。また、改正化審法合理化(見直し)については、具体的な方向性につき検討し、将来の改正を見据えての折衝、対応を図り、平成27年以後の次期改正に向けての具体的な対応に着手しました。

2.  国内化学品規制に対する取組み

労働安全衛生法(安衛法)、毒物及び劇物取締法、医薬品医療機器等法(旧薬事法)及び麻薬及び向精神薬取締法(麻向法)等の化学品規制動向の迅速な把握と会員への情報提供、会員からの要望集約と当局への意見具申を行いました。なお、胆管がん事件に伴う安衛法改正及びその施行に向けた動きに対しては、行政当局と密に意見交換を実施し、表示対象物質が現行の通知対象物質まで拡大された場合における適切なラベルの在り方等について、産業界の意向を反映させるべく行政当局と折衝中であります。また、国連麻薬委員会での審議が予定されていたBDO(1,4-ブタンジオール)/GBL(γ-ブチロラクトン)を国連向精神条約附表I(麻向法における麻薬相当)に追加するWHO勧告については、反対の旨を記載した日化協のポジションペーパーを迅速に準備して、関係者に対しICCAと連携してロビー活動を行い、議長裁決で否決となりました。

2)平成27年度 事業計画

化学品規制への適切な対応

1. 化審法改正に対する取組み(制度設計・運用等)

現行化審法におけるスクリーニング・優先評価化学物質のリスク評価等のスキーム、及び平成27年以後の次期改正に向けてその動向を的確に把握すると共に、政策提案等を策定し、行政当局へ積極的に意見具申を図ります。

2. 国内化学品規制に対する取組み

安衛法、毒劇法、化管法、医薬品医療機器等法(旧薬事法)及び麻薬及び向精神薬取締法等の化学品管理に関する関連規制動向を的確に把握し、会員への情報提供、行政当局への意見具申を図ります。

3. 国内における化学製品対応や化学品規制の隙間問題に対する取組み

化学製品対応WG等において、必要な調査を行い提言を取りまとめ、対外的に発信していきます。

3)国内規制関連 ウェブサイト

「化学物質管理政策」、経済産業省 ウェブサイト
http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/index.html

「保健・化学物質対策」、環境省 ウェブサイト
http://www.env.go.jp/chemi/index.html#kagaku

「化学物質の安全対策サイト」、厚生労働省 ウェブサイト
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/seikatu/kagaku/

「職場における化学品対策について」、厚生労働省 ウェブサイト
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei03.html

「化学物質管理分野」、製品評価技術基盤機構 ウェブサイト
http://www.safe.nite.go.jp/index.html

2015-09-01
「改正安衛法に基づくラベル作成の手引き」を作成しました。

平成28年6月1日施行の改正安衛法では、表示(義務)対象物質がSDS交付(義務)対象物質の範囲まで拡大され、640物質についてラベル表示が 義務化されます。法改正によりラベルへの成分の記載義務は削除されますが、混合物のラベルを作成する際に従来通り該当する全ての成分名称を記載しようとす ると、従来に比べ多くの文字数が必要となります。ラベルの面積が限られているケースでは視認性が大幅に悪化することが懸念され、本来の目的である、ラベル による情報伝達を通じた労働者の安全の担保が果たせなくなるおそれがあります。

事業者にとって、ラベルに表示する成分名称をどのよ うに決定するかの指針が必要となります。諸外国でも法令等によりその表示数を示している例はありますが、選択手順についての具体的な指針等はほとんど見ら れません。そこで日化協では、事業者として労働環境における合理的なラベルの在り方の手引きを作成しました。なお、ラベル記載内容の視認性向上の観点か ら、注意書きの絞り込みについても併せて検討を行っています。

本手引きは、こちらのリンクよりご覧いただけます。

「改正安衛法に基づくラベル作成の手引き」(2015年8月)