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化学製品の安全

GPS/JIPS

GPS(Global Product Strategy、グローバルプロダクト戦略)は、ICCA(国際化学工業協会協議会)で決定された国際的な化学品管理で、化学物質による悪影響を最小化する、その達成の為に、ICCA(国際化学工業協会協議会)が推進する産業界の自主的な取組みのことです。
製品が安全に製造・運搬・使用・消費そして廃棄されることによって、人への健康被害や環境への影響が生じないことを目標としています。また、化学物質がすべての過程全体に渡って、安全に管理されているということの情報を公開し、社会の信頼を得ることを目指します。世界的に統一されたルールに従って、化学品を危険有害性の種類と程度により分類し、その情報が一目でわかるよう、ラベルで表示したり、安全シートを提供したりして災害防止及び人の健康や環境の保護に役立てようとするものです。

JIPS(Japan Initiative of Product Stewardship)は、GPSの日本版として位置づけられるものです。 

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1)平成26年度 事業報告

GPS/JIPS 安全性要約書(GSS)作成支援及び ICCA ウェブサイトへのアップロードの促進に取り組みました。この一環として、平成25 年11 月~平成26 年4 月のGPS/JIPS 推進キ ャンペーンに引続き、GPS/JIPS の理解向上、リスク評価力向上及びGSS 作成の負荷低減のための環境整備を重点的に実施しました。具体的には、導入編セミナー、実践編セミナー(東京、大阪)の開催、GSSMaker 説明会、団体会員への説明会の開催、ヘルプデスクの運営、リスク評価支援ポータルサイトJCIA BIGDr の機能充実、混合物のリスク評価手法の検討(6 月にワークショップ開催、事例による検証)、会員企業経営層向けパンフレットの作製・発行、コンソーシアム活動支援等を行いました。 
 特にJCIA BIGDr は、バージョンアップ(Ver2.0→2.1→2.2)での機能大幅増強を行い、2月にVer2.2+として汎用機能を一般公開しました。会員だけでなく、会員関係会社・顧客会社等でのリスク評価にも活用できる基盤システムとし、広く活用(数百件/日のアクセス)されています。特に独自の一括横串検索・GSSMaker ツールでの強力な支援機能は、ユーザーから高い評価を得ています。 
 これら施策を実施した結果、日本企業による ICCA ウェブサイトへのGSS アップロード件数が大幅に増加しました(平成27年3月31日現在 392 件)。

2)平成27年度 事業計画

 各社の化学品リスク評価能力の向上支援とGPS/JIPS安全性要約書作成・公開を一層促進するための環境整備を進めると共に、社会一般及び利害関係者の理解と信頼の醸成に努め以下の活動を行います。
1. リスク評価支援システム「JCIA  BIGDr」の更なる機能強化、特にリスク評価支援コンテンツの一層の充実。対象を地方/中小企業にも拡大した本システムの普及・推進によるリスク評価の土壌育成・裾野拡大と実務支援
2. 新規な会員会社のアップロードと総件数増加に重点を置いたGPS/JIPSの普及推進
3. 混合物リスク評価手法に関するガイダンス(手順書)の作成及び公開、会員企業やアジア各国協会・企業のリスク評価手法の活用支援、安衛法改正に向けたリスク評価手法の活用支援
4. JAMP等とのサプライチェーンでの課題共有・連携の構築