化学から地球への報告 社団法人日本化学工業協会
レスポンシブル・ケアって何? 用語解説
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21世紀こそ、捨てない世紀になりますか?
 
 
 
 
 

 
20世紀。それは、経済の発展とともに人々の生活が飛躍的な発展を遂げ、便利になった世紀でした。しかし、この豊かさを支えてきた大量生産・消費の一方では、大量の廃棄が行われてきたのも事実です。21世紀こそ「大量生産・大量消費・大量廃棄」型の社会を卒業し、天然資源の消費を抑え、環境を守る「循環型社会」を築くことが大切です。

■産業界全体の最終処分量目標について
こうした現状のもと、日本の産業界全体としては2010年度における産業廃棄物最終処分量の目標を1500万トン(1990年度比25%)に設定。また2005年度の中間目標を2100万トン(1990年度比35%)としています。なお、これらの目標は、その達成状況や社会経済情勢の変化等を踏まえて、必要な見直しを行うことになっています。

■化学業界では
廃棄物の発生量削減(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)等の観点からさまざまな工夫を推進。たとえば廃棄物を他の製品の原料として利用するなど、最終処分量削減に向けた活動を進めています。

■発生量の削減について
日本化学工業協会(日化協)会員114社の計画を基に設定した2010年度の発生量目標を「1990年度対比で24%までに削減」と設定しています。削減の具体的な内容としては、発生量の多くを占める汚泥の削減対策などがあります。

■廃棄物の有効利用について
1990年度の資源有効利用率(資源有効利用量の廃棄物発生量に対する割合)は28%でしたが、2001年度では41%まで向上しています。2010年度の目標は46%となっています。廃棄物も資源として有効利用に努めています。

■最終処分量の目標について
日本化学工業協会会員114社の調査集計結果を基に、化学工業の生産評価高から拡大推計した2010年度の産業廃棄物最終埋立処分量を87万トン(1990年度実績比約74%減)まで削減することを目標としています。(2000年度実績は119万トン、1990年度比約64%減)

■最終処分量削減のための対策

化学工業から排出される廃棄物は実に多岐にわたるので、それぞれの創意工夫によった廃棄物の削減に努めています。廃棄物削減の主な方法は、以下の通りです。
(1)製造工程の改良(触媒、溶剤回収等)や運転管理の見直しによる廃棄物発生量の削減。
(2)プラスチックの銘柄削減による、製造銘柄切換時に発生する廃棄物の削減。
(3)廃油、廃プラスチックを熱源として利用。


 

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