化学から地球への報告 社団法人日本化学工業協会
レスポンシブル・ケアって何? 用語解説
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環境を汚さない努力も、化学の仕事でしょ?
 
 
 
 
 

 
化学物質は、人々が便利で快適な生活を営むために、欠かすことのできないものです。しかし、その取り扱いを間違えると、人体や環境を脅かす有害な物質として作用することがあります。また、ひとたび環境汚染が発生するとそれを回復するには、多大な労力と時間が必要になります。

■化学業界では
大気中に存在する有害性のある化学物質の中、早期に削減が必要な物質としてクロロホルム、塩化ビニルモノマー、ベンゼン、ホルムアルデヒド等の12物質があげられています。産業界では、排出削減の自主管理計画を立てて削減に取り組んでいます。化学業界は日本化学工業協会(日化協)を中心に「自主管理計画(第1期)」を作成し、物質ごとに1995年度を基準年度とする1999年度の削減目標(削減率20〜44%、平均31%)を設定しました。

■第1期自主管理計画の達成
各社の削減努力の結果、第1期計画の最終年度である1999年度には、クロロホルムを除く11物質について目標値を上まわる実績(削減率30〜92%、平均48%)を達成。2000年12月に行われた経済産業省、環境省の各審議会において、化学業界の第1期計画への取り組みは高く評価され、さらなる削減に向けて今後も自主的取り組みを継続していくとの結論が出されています。

■今後の取り組みについて
これを受けて化学業界では、2003年度を最終年度とする「第2期計画」を策定。この計画は1999年度を基準年度とするもので、12物質それぞれに、新たな2003年度の削減目標(削減率13〜71%、平均43%)が設定されています。第1期計画とあわせて平均80%削減されることになります。

PRTR法への対応について
自主管理対象12物質以外にも、日本化学工業協会を中心とした化学会社では早くから独自に定めた284の化学物質の排出・移動量の把握と削減の取り組みを行っています。さらに、環境への排出量の把握や管理の改善を定めた「化学物質管理促進法(PRTR法)」で指定された354の化学物質についても、漏洩防止、回収・リサイクル率の向上、代替物質への転換などを積極的に推進し、排出抑制を進めています。


 

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