新規課題対応
下記の安全性問題・規制動向に関する情報を収集して課題を抽出し、会員へ情報発信すると共に、必要に応じて提言を取りまとめ、対外的な意見具申を行っています。また活動を通して得た情報や課題を関連するワーキンググループ、及び長期自主研究(LRI)とも共有し、連携を図っています。
- ナノマテリアル等の新規な化学物質の安全性評価法や国内外の規制動向
- 内分泌かく乱物質に係わる国内外の規制動向及び環境省EXTEND 2016、エコチル調査の動向把握
- 海洋プラスチックゴミ及びマイクロプラスチック問題に関する国内及び国際動向と科学的知見の収集
- PMT(Persistent, Mobile, and Toxic)に関する国際動向と科学的知見の収集
リスク評価技術
化学物質のリスク評価・管理に関する技術的課題に対処するため、下記の事項を中心に情報収集・発信し、活動を推進しています。
- 有害性評価手法:動物実験代替法(QSAR / in silico、in vitro試験等)の官民での普及と活用推進、JaCVAM(日本動物実験代替法評価センター)との連携強化
- 化審法対応:リスク評価の技術的課題に対する調査検討、行政当局への意見具申及び検討会への参画
- OECD対応:日本経団連・BIACの活動を通じ、関係機関と連携しながら以下のプログラムに重点をおいて化学産業界の意見を反映。
- テストガイドラインの評価と試験法開発
- 有害性評価や曝露評価プログラム
- ナノ材料に関する試験法・評価法開発
- 関係部会対応:GPS/JIPS及びLRIとの連携、化学品規制への技術対応
- 欧州REACH・CSS対応:欧州ポリマー規制及びPMT及びCSS等に海外法WGと連携して対応。