2020年に政府の「 2050 年カーボンニュートラル宣言」を受け、その政策を実現すべく、2021年に化学産業としてのスタンスを発表しました。化学産業における GHG排出の発生メカニズムを特定した上で、生産活動におけるGHG 排出削減の取り組みおよび製品・サービスを通した削減貢献の考え方を定め、併せてイノベーションとその社会実装の完遂に向けて政府へ要望することをまとめています。カーボンニュートラルの実現においては、循環型社会の視点に立ったライフサイクルでの取り組み・評価が重要です。バリューチェーンパートナーと協働し、製品の使用・廃棄段階を含めた GHG 排出削減の仕組み構築と、その評価方法の確立などの社会実装の課題に取り組み、カーボンニュートラル実現に貢献しています。
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